ボタニカルとは?ジンの香りを生み出す植物の秘密を分かりやすく解説

ジュニパーベリーや柑橘類、ハーブなどジンに使われるボタニカル 呑む。

ジントニックについて調べていると、よく目にする「ボタニカル」という言葉。

「ボタニカルって、いったい何?」

植物に関係する言葉だとは何となく分かりますが、お酒とどう関係しているのか気になりました。

実は、ジンの香りや味わいを語るうえで、ボタニカルは欠かせない存在のようです。

この記事では、ボタニカルの意味や代表的な種類、ジンとの関係について分かりやすく紹介します。

💡この記事でわかること
  • ボタニカルとは何か
  • ジンにボタニカルが使われる理由
  • 代表的なボタニカルの種類
  • ボタニカルによってジンの味はどう変わるのか
もくじ

ボタニカルとは?

ボタニカル(Botanical)とは、英語で「植物の」「植物に関する」という意味を持つ言葉です。

お酒の世界では、香りや風味を付けるために使われる植物由来の素材を指します。

例えば、ハーブやスパイス、果物の皮、植物の根などです。

身近なものでは、レモンピールやシナモンなどもボタニカルとして使われています。

つまり、ボタニカルは特別な植物の名前ではなく、お酒に香りや風味を加える植物素材の総称なんです。

ジンとボタニカルの関係

ボタニカルと特に関係が深いお酒が「ジン」です。

ジンは、ジュニパーベリーという植物由来の素材を中心に、さまざまなボタニカルで香り付けされた蒸留酒です。

枝に実るジュニパーベリーと針状の葉

ジュニパーベリーはセイヨウネズという植物の球果で、松のような爽やかさを感じさせる独特な香りがあります。

このジュニパーベリーの香りが、ジンらしさを生み出す重要な要素になっています。

さらに、柑橘類やハーブ、スパイスなどを組み合わせることで、銘柄ごとに異なる香りや味わいが生まれます。

同じジンでも商品によって香りが大きく違うのは、ボタニカルの種類や配合が異なるためなんですね。

ちなみに、ジンを使った代表的なカクテルといえば「ジントニック」。

ジンの香りと、トニックウォーターのほろ苦さが組み合わさったカクテルです。

代表的なボタニカルの種類

ジンにはさまざまな植物素材が使われています。代表的なものを紹介します。

ジュニパーベリーや柑橘類、スパイスなどジンに使われるさまざまなボタニカル
ボタニカル香りの特徴
ジュニパーベリー松や森林を思わせる爽やかな香り
コリアンダーシード柑橘系を思わせるスパイシーな香り
レモンピール爽やかな柑橘の香り
オレンジピール甘さを感じさせる柑橘の香り
アンジェリカルート土や木を思わせる落ち着いた香り
シナモン甘く温かみのあるスパイシーな香り
※香りの感じ方は人によって異なります。

こうして見ると、普段から料理やお菓子などで親しんでいる素材も多いですね。

これらを組み合わせることで、それぞれのジンに個性が生まれます。

ボタニカルによってジンの味は変わる?

結論から言うと、ボタニカルによってジンの香りや味わいは変わります。

例えば、柑橘系のボタニカルを使ったジンは、レモンやオレンジを思わせる爽やかな香りが特徴になります。

一方、スパイス系のボタニカルを使ったジンでは、複雑で温かみのある香りを感じることがあります。

もちろん、味わいはボタニカルだけでなく、製法やアルコール度数などによっても変わります。

ジンを選ぶときに、使われているボタニカルを確認してみるのも面白そうですね。

ボタニカルはジン以外にも使われる?

ボタニカルはジンだけのものではありません。

例えば、ベルモットや一部のリキュールなどにも、ハーブやスパイスといった植物素材が使われています。

また、お酒以外でも「ボタニカル」という言葉を見かけます。

シャンプーや化粧品などで使われる場合は、植物由来の成分や植物をイメージした商品であることを表しているケースが多いです。

ただし、「ボタニカル」と書かれているからといって、すべての成分が植物由来という意味ではありません。

まとめ

ボタニカルとは、植物に関係するものを表す言葉です。

お酒の世界では、香りや風味を付けるために使われる植物素材を指します。

特にジンでは、ジュニパーベリーを中心に、さまざまなボタニカルが使われています。

普段何気なく飲んでいるジントニックも、使われているジンのボタニカルを知ると、また違った楽しみ方ができそうですね。

次にジンを飲むときは、どんな植物が使われているのか、少し気にしてみようと思います。